最近「会社組織の人間関係は、戦国時代から変わってないのかも?」とよく思う。
戦国時代は、大名に命じられて「承知つかまつった」と命令を受けている家臣がいる。
会社組織では、会社経営者に命令され、「承知しました」と命令を受けている従業員がいる。
一番似ているなとおもうのは、「忠義」を求められているところ。
大河ドラマなどで表現されている戦国時代は、前面的に忠義を求められているのでわかりやすい。
一方会社組織での人間関係で、「忠義」を求める、なんてもちろん募集要項には書いていない。
ただ、役員やそれに近い人達のやりとりは、前面には出さないけども確実に「忠義」を求めている。
どこまで我に忠誠を誓えて、尽くせるのだ?と経営者は見ている。部下をどれだけ信頼しているかで年俸が決まる。
日本にも歴史があって、人々のこころの中で昔から続いているものの一つだろうなと思う。
ヨーロッパやアメリカの文化が入ってきて、表面上は契約というベールに覆い隠されているように見えるけど、日本人の根底にある心理はずっと昔から変わっていないのだ。
これが別に悪いというわけではなく、日本はそういう文化だということ。
今はどの家に仕えるか(会社に入るか)は選べるし、違う文化(国)が経営している会社にも入ることができる。
選ぶのは自分次第だな。就活のときに感じられる部分なのだろうかこれ?いや、気づいたときに転職すればいいか。なかなかできんかもしれんけど。