2日休まないとやる気がでないのは、疲れの原因?リン酸化が原因?

普段働いていますが、5日働いたあとには2日以上休まないとやる気がでない、、、理由がわかりました。

それは、「脳がリン酸化している」ことが原因だそう。

脳がリン酸化していると、やる気が疲労感に負けてしまい活動できなくなる、またはやらなければ・・・という気持ちが先行して嫌々やることでやりたいことが続かなくなる。。。

私も覚えがあります、というか毎週末そんな感じ。これにうまく対処できれば、活動できる時間が増えるということですね。

やりたいことは沢山あるんですけど、週末だけでなく連休とかでも最終日まじかになって、やっと、やる気とかとアイデアが浮かんでくるんですよね。でも、もうすぐ仕事が始まりますよってことで、やる気が本業のほうに使われてしまいます。

このループが続くことで結果的に何もやってない = 形としても残らない → 私ってだめなやつ・・・となって、それでもどこかのタイミングでこれではいかんと思い、半分無理してやると。

これでは、継続的に活動ができていないので人生の中で使える力になりにくいと思うんですよね。

本業じゃないこともやりたいし、やったことをブログにも書きたい。

続けられない原因がわかったかもしれないので、うまいこと対処してどちらもやっていきたいと思っています。

脳にリン酸化が及ぼす影響

日々のストレスや連続した労働によって、脳内でさまざまな化学反応を引き起こします。そのひとつが「リン酸化」です。これは細胞内のタンパク質にリン酸基が付加される現象で、体が過度なストレスに晒されたときに促進されます。
たとえば、eIF2αはタンパク質合成の開始段階で重要な役割を果たす因子ですが、eIF2αがリン酸化されると、タンパク質合成を低下するようです。

この現象は、細胞がストレスを受けたときの生理的な反応の一例ですが、過剰なリン酸化が続くと、脳の働きや創造性、やる気に悪影響を与える可能性があります。ここでは詳しいメカニズムには踏み込みませんが、こうした状態が私のやる気に影響を及ぼしているんでしょうね。

具体的な対策方法

特に重要だと私が思うのは、以下の3つ。

・睡眠
 質の良い睡眠をとることでやる気を阻害する原因となっている、タンパク質の脱リン酸化をすることができ、疲労感を下げてやる気が疲労感に勝つ状態にできます。

・軽い運動
 脱リン酸化をするためには、軽い運動でちょっと疲れる必要があります。少し疲れないと脱リン酸化をするための酵素がでないそうです。私も疲れているときに体を少し動かすと精神的な疲労感がマシになる経験をしていますが、そういうことだったんですね。疲れているのに体を動かさないといけないってところが少し変な感じがしますが、実体験としてはあっていますね。

・ビタミンB1
 ビタミンB1が不足すると、疲労が回復しないそうです。玄米、小麦、豚肉などに多く含まれているようです。玄米以外は私の大好物です。どうしても玄米は続かなかった。

こちらの解決方法は、私が参考元の情報をもとに独自に解釈して導いた対策方法です。
独自の見解ですので、効果がないまたは問題が発生しても責任を負えませんので注意してください。

引用元:上原記念生命科学財団研究報告集, 33 (2019) 
「疲労による健康障害の分子機構に基づく予防法の開発」https://www.ueharazaidan.or.jp/houkokushu/Vol.33/pdf/report/009_report.pdf

以下は一般的に言われている内容だと思いますが、参考までに。

1. 計画的な休息とリセット

  • 十分な休息の確保:
     連続勤務後は無理をせず、しっかりと休息を取ることが重要です。仕事とプライベートの切り替えにより、脳をリセットする時間を作りましょう。
     
  • 質の高い睡眠:
     寝る前のスマホ断ちや、快適な寝具の使用など、睡眠環境を整えることで、深い眠りが得られ、脳内のリン酸化を抑える効果が期待できます。

2. ストレス管理の工夫

  • 短時間集中と休憩のサイクル:
     長時間の作業は脳に負担をかけます。短時間で集中して作業し、こまめな休憩を挟む「ポモドーロ・テクニック」などを取り入れ、効率よく仕事を進める。
     
  • リラクゼーション法の導入:
     瞑想や深呼吸、ストレッチなどのリラクゼーション法は、日々のストレスを軽減するのに効果的です。特に朝の静かな時間に取り入れると、1日のスタートがクリアになり、脳のリセットにもつながります。

3. 生活習慣の見直し

  • バランスの取れた食事:
     栄養バランスの良い食事は、脳や身体の健康維持に欠かせません。特に、オメガ3脂肪酸やビタミンB群を意識した食生活を心がける。
     
  • 定期的な運動:
     ウォーキングや軽いジョギングなど、適度な運動は血流を改善し、ストレス軽減に大きく寄与します。無理なく続けられる運動習慣を作ることがポイントです。

まとめ

週末で考えると、何とか0.5日 or 1日で疲労感を打ち消せるようにする必要がありますね。ではないと活動時間がなくなるので。ということは、遅くても金曜の夜にはある程度体を動かして疲れておいて、ぐっすり眠ることをしたほうが良さそうです。明日休みだから金曜におそくまで仕事して頑張ってしまうと運動と寝る時間がなくなるので、週末の活動にとっては悪とういことですね。

そして、エナジードリンクなどは、一時的に元気がでるように感じますが、注意が必要です。疲労感は休みなさいと体から教えてくれるシグナルでもあるので、そのシグナルだけをカットしてしまうのは根本解決ではなく、警告を無視しているのと同じ。疲労は解消されていないので、エナジードリンクを飲んで頑張ってしまうと、疲労がさらに蓄積される可能性があります。使いどころに注意ですね。どうしても頑張らないといけないときはあると思いますが、エナジードリンク飲んで頑張ったあとは、いつも以上に休みことが大切。

 

参考:上原記念生命科学財団研究報告集, 33 (2019) 
「疲労による健康障害の分子機構に基づく予防法の開発」
https://www.ueharazaidan.or.jp/houkokushu/Vol.33/pdf/report/009_report.pdf
参考: NHKラジオ マガジン「朝の過ごし方で人生が変わる?」(2024/05/26) https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/my-asa/teg20240526.html

参考: Wired Japan「Why You Get Sleepy」(2018/11/27) https://wired.jp/2018/11/27/why-you-get-sleepy/