英単語の覚え方① 最初の言語とやり方は同じ。

こんにちは、なりず です。

いきなりですが、皆さんどうやって単語を覚えていますか?

昔なりずがやっていた覚え方はペラペラめくる単語帳作って何回かやってました。「何回か」というのがポイントかなぁと今になって思いますが、このやり方で覚えるのって、単語帳作ってるときが一番めんどくさくて、しかも2,3回やるともういいやってなって、単語帳の存在自体を忘れてしまいます。皆さんの中にも同じような経験したことある方がいるのではないでしょうか。

今日は単語の覚え方で良い方法だなと思った方法を紹介します。この方法は英語に限らずどんな言語でも使えます。ある意味プログラミング言語でも通じると思っています。

そもそもなんで覚えられないのか?

まず、単語が覚えられないという問題があって、なんで覚えられないかを考えました。記憶力がないから?普段使わない言語だから?と言い訳みたいなことが浮かんできます。でも、なんか違うなぁ。。。

では、人が言葉を覚えるのってどうやって実現しているんでしょう?なりずには小さい娘がいるんですけと、今やっと自分が言いたい言葉がでてくるようになってきました。言葉を覚える過程の良い実験材料がいるのでよく観察してみました。

言葉を覚えようとするときに小さい娘は文字読めないので、文字からは入っていません。自分が、娘に言葉を教えるときも当然ですが音で「これはりんごっていうんだよ」って、教えています。ここで2つ発見がありました。1つ目は「物が目の前にある」、2つ目は「物の名前を音で発している」ということです。なるほど、文字から入ってないんですね。人の歴史でもまず物があって、そこからその物の音を作り出し、皆で共有することで言葉ができてきたのは想像できますしそうなんだと思います。その後に音を文字に当てはめるという順になるということでしょう。

ここで、自分のやっていたペラペラ単語帳を振り返ってみると・・・全くの逆です。表の英語の文字から入って、裏の日本語の文字に変換し、頭の中で音声にしているとほぼ同時に日本語で理解した内容で単語の画像を引き出してくる。人の歴史を逆からさかのぼっているし、変換やら記憶やらをいろいろ一度にやろうとするから効率が悪い。だから、覚えられないのだなと納得。

では、どうすればいいか?人類がやってきた順にやればいいだけです。

・物を見る
・↑見たものと音、発音を結びつける
・必要があれば音を文字にする

この順にやればいいだけです。

良かった。じゃあこれで検証終了だと思いましたが、あれ?言葉には目に見える物体の名前以外の動作や概念などが沢山あるな、これどうするんだ?という疑問が出てきました。

そこで、小さい娘でどの程度理解しているか検証します。

動作編 例)走る
これは、理解してます。走ってと言えばしばらく走り回っていました。

概念編 例)楽しい
これは、理解できていないですね。こういうのが楽しいんだよって教えても「うん?」って、感じです。

この検証からわかったことは、「目に映るものは覚えやすい」ってことですね。目に映らない概念は目に映らないものを音で具現化したものでしょうから、ある意味で言語のなかでも高度なものになるのでしょう。

この検証から、どうすれば覚えやすいかを考えました。

・動画をイメージする
・↑でイメージと音、発音を結びつける
・必要があれば音を文字にする

さっきとそんなに変わっていませんね(笑)

動作系は人など「実物」が動くところをイメージすると、「走る」ということが頭の中で動画として映せます。
概念編は、例えば「楽しい」とかだと楽しいところを想像して頭の中で動画を映すような感じでしょうか。

この動画を頭の中で映して、言語にリンクさせるやり方が良いと思ってなりずは実践しております。

まとめ

英単語の覚え方
・物を見る or 動画をイメージする
・↑で見たもの  or イメージと音、発音を結びつける
・必要があれば音を文字にする

あと、ポイントとしては、なるべく日本語をはさまずに英語を覚えてしまうことですね。
上で書いている順に例えると、「🍎」 を見て、「アップルという音」で覚えましょう。
英語圏で生まれ育った子供と同じことをしているだけですね。

これを繰り返していくと、日本語がでてこなくなるときがあるのですが、そうなれば英語学習にとってはいいことです。
日本語を挟むとやはり母国語は強くてそっちで覚えてしまいがちです。
そしてこのやり方はすでに知っている母国語がかなりの強敵になりますので、いかに母国語の音を消し去ることができるかが肝です。

まずは、日本語で知らないものの英語を上に書いたやり方で一度試してみてください。
英語しか知らないので、英語しか出てこなくて良い経験になると思います。