NFTのコミュニティに入っていると、ロードマップやチャットなどにDAOという言葉がでてきます。これって何なんでしょう。ネットで調べてみると、難しい説明がたくさんありました。
DAO = Decentralized Autonomous Organization = 自律分散型組織
自律している分散型の組織・・・?ん~難しい。
なりずなりに簡単に説明してみます。まず人の集団があります。この集団には人が沢山いて、ある時、この集団が進む方針を決めないといけないことになりました。ではどうやって決めましょう?2~3人なら話し合いで決める方法があります。でも、この集団には100人います・・・話し合いでは方針がまとまらないか、かなり時間がかかるかのどちらかでしょう。そこで、まずはどんな方針がいいか提案を出し合います。3つくらい異なる方針がでました。この3つのうちどれがいいか、100人がそれぞれ投票し、最も多く投票された方針にします。ざっくりの使われ方でいうと、こんな感じだと思います。そこに、NFTや、暗号通貨の考え方が混じると、提案をするためには、集団が発行した特定のNFTを持っている必要がある、または、2つ以上のNFTが必要、投票するためにはNFTをも持っていないといけないとかのルールがあったりします。
この説明はDAOが実際使われるポイントに絞っていますので、本来のDAOの定義を説明したものではないので注意してください。ただ、2021年のNFT界隈では上で説明したような使われ方までですね。ちゃんとした定義を知りたい方は調べてみてください。
DAOと対象的なのは、中央に意思決定をする人がいる組織です。中央にいるのは1人のみではなく、複数人の場合もあります。株式を公開していない、会社の社長が方針を決めていくような感じですね。